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【院長ブログ】泌尿器科医としての歩みと、東海大学泌尿器科の今

  • aiclinicnet
  • 5 時間前
  • 読了時間: 4分

院長ブログ

私は1986年に東海大学医学部を卒業し、2年間の前期研修を経て泌尿器科学教室に入局しました。

若い頃にはよく、「どうして泌尿器科を選んだの?」と聞かれましたが──その理由は少し長く、今では笑い話になる内容なので、ここでは割愛しておきます(笑)。


入局当時の教授は河村信夫先生で、当時は尿路感染症の治療が中心の時代でした。その後、1990年代に入ると、泌尿器科は 尿路悪性腫瘍治療の時代へ大きく転換します。

当時は「がんは大きく切除して確実に取り切る」という考え方が主流で、患者さんの術後QOL(生活の質)まで考慮されない時代でした。


しかし1990年代後半になると、医療の考え方は大きく変わります。患者さんの負担を最小限に抑え、小さな切開でがんを取り除く低侵襲手術の流れが生まれ、現在では当たり前となっている 腹腔鏡手術の発展期を迎えました。

この転換期に、腹腔鏡手術の国内パイオニアである寺地敏郎先生(京都大学より赴任)が東海大学に着任されました。

そして、腹腔鏡手術がこれからの主流となることを見据え、聖路加国際病院での研修を終えたタイミングで入局されたのが、現教授の小路直先生です。ちょうど私が開業準備を始めた頃のことでした。

当時、アルバイト先であった湘南東部総合病院で、小路先生と少し言葉を交わしたのを覚えています。

「一国一城の主ですね。」 

優しい笑みの中にも、芯のある鋭さを感じた瞬間でした。その後も学会(↓写真:2016年泌尿器科学会総会at仙台居酒屋懇親会)で何度か会い、最新の泌尿器科治療について教えていただく機会がありました。

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小路先生の魅力は、ぶれない姿勢と誠実さ。いつお会いしても、感情に流されることなく、静かで真っ直ぐな信念を持っておられます。


今回、神奈川県泌尿器科開業医雑誌の巻頭言を寄稿しています。まさに、現在の東海大学泌尿器科チームの充実と進化を象徴する内容です。

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ご紹介状をご希望される患者様は、遠慮なくご相談ください。信頼できる専門医へ責任を持っておつなぎいたします。

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小路 直(しょうじ すなお)医師

前立腺癌診断の専門医:高精度な画像診断と安全な生検

PSA値が高値(4.0ng/mL以上)または上昇傾向にある患者さんに対し、1.5T MRIによる精密検査を標準的に実施し、無駄な前立腺生検を避ける診療方針を重視しています。

必要に応じて、MRIと経直腸前立腺超音波画像を融合した「融合画像ガイド下前立腺生検」を実施し、腫瘍の位置を正確に特定することで、安全かつ高精度な診断が可能です。

  • 融合画像ガイド下生検の実績 約2000例

  • 全国的にも先進的な診断体制

初診:水曜日

河村 好章(かわむら よしあき)医師

腎腫瘍に対する低侵襲治療:ロボット支援腎部分切除術(RAPN)

腎臓がん(腎腫瘍)に対し、ロボット支援腎部分切除術(RAPN)を積極的に実施しています。

三次元立体視と高精度な鉗子操作により、従来手術に比べて 出血量が少なく回復が早いのが特徴です。また、腫瘍の位置や大きさ、解剖学的条件が難しい症例にも対応可能です。

  • 年間多数の手術実績

  • 安全性の高い低侵襲治療を提供

初診:月曜日

中島 慶幸(なかじま のぶゆき)医師

ホルモン治療抵抗性前立腺癌(進行前立腺癌)治療の専門

ホルモン療法が効きにくくなった進行前立腺癌に対し、最新の 抗がん剤・新規ホルモン薬・分子標的薬などを組み合わせ、患者さんに最適な治療方法を提案しています。

さらに、全身拡散強調画像(DWIBS法)を用いた骨転移の定量評価など、高精度画像評価による治療戦略の立案を行っています。

  • 遺伝子検査(BRCA等)を活用し最適な薬物治療を選択

  • 少数転移(オリゴメタ)には定位放射線+外科治療の併用

初診:木曜日

梅本 達也(うめもと たつや)医師

膀胱がん治療のスペシャリスト:ロボット支援膀胱全摘+尿路再建

膀胱がんに対し、ロボット支援膀胱全摘+尿路再建(回腸導管・代用膀胱)を標準的に実施し、年間20〜30例の手術実績を持つ国内有数の施設です。

さらに、ERAS(術後回復強化プログラム)に基づき、合併症抑制・早期回復を目指した周術期管理を行っています。

  • 術前化学療法+免疫療法を組み合わせ治療成績向上

  • 新規薬剤導入に積極的で、より多くの治療選択肢を提供

初診:火曜日

 
 
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